湯船につかるメリット

湯船につかるとストレス解消になります。なぜなら、疲れがとれやすくなるからです。お湯につかって体が温まると、血管が広がり血行が良くなります。その結果筋肉の凝りがほぐれたり、痛みが和らいだりするので、体が楽になるのです。また、湯船につかると睡眠の質も高まります。湯船に入ると体が温まるので、お風呂から出たあともポカポカしますよね。その後寝るまでの間に体温は徐々に下がりますが、このとき睡眠ホルモンであるメラトニンが生成されます。お湯につかってしっかり体温を上げておくと、その分体温の下がり度合いが大きいので、メラトニンが生成されやすくなりよく眠れるんですよ。リラックス効果を高めるため、入浴剤やバスソルトの使用も効果的です。

湯船につかるときの注意点

湯船につかるのはストレス解消に効果的ですが、いくつか注意点があります。まずお湯の温度です。リラックスに最適な温度は40度と言われています。熱いお湯に入ると血圧が上がるので、交感神経が活発になります。その結果体が興奮状態になり、疲れてしまうのです。また、急な温度変化で心臓に負担がかかると、心臓発作の原因になる可能性もあります。寒い時期は事前に浴室を温めておくなど、工夫をしましょう。

お風呂につい長時間入ってしまう人もいるかもしれません。しかし長風呂は体温の上がりすぎや脱水を引き起こすことがあるため、要注意です。10分~15分を目安にあがりましょう。入浴後は水や麦茶などでしっかり水分補給をし、体を休めることも忘れないでくださいね。