寝すぎると身体のコリやストレスを招く

ストレスを抱えているときは、とにかく眠るという人が少なくありません。脳を休ませれば心身がリフレッシュしますが、寝すぎるのは逆効果となります。睡眠中は同姿勢が保たれている状態が多く、背中や肩などに負担がかかるのです。筋肉が緊張すると身体が硬くなり、また血液やリンパの巡りにも影響してきます。1日の睡眠時間は8時間くらいが適切であり、多ければよいというものではありません。1日に10時間は眠るという人は、睡眠が原因のストレスを招く可能性があります。しっかりと寝ているのに寝起きが悪い、ストレスが思うように抜けないという方は、睡眠時間が不適切なのかもしれません。床に入る時刻、起きる時刻を明確に決めておくように意識してください。

身体に適度な負荷と緊張感を与えよう

連休中に溜まったストレスや疲れを解消するために、とにかく寝ているという人は少なくありません。しかし休みすぎると脳がだらけてしまい、気の緩みが生じる可能性があります。ゴールデンウイークや年末年始などの連休明けは、仕事をするモチベーションが湧かないという方が多いでしょう。身体のパフォーマンスを高く維持するには、休みすぎに注意してください。休日はとにかく寝て過ごすという方が少なくありませんが、30分程度のジョギングを加えるだけでも身体の緩みを予防できます。人間の身体はある程度の負荷と緊張感を与えることで、本来の機能を発揮するのです。休日に昼寝をする程度なら問題ありませんが、一日中布団に入っている状況は避けてください。